外壁塗装の適正な料金について｜沼津市・富士市で外壁塗装なら東海テック

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外壁塗装の適正な料金について

見積もり額が適正かチェックするには？

外壁塗装は、そう頻繁に行うものではありません。ですから、見積もりを出してもらっても「適正価格かどうか」を判断できず困ってしまう、という方が多くいらっしゃいます。

そこで、こちらでは適正価格の見極め方についてお伝えしてまいります。ただ、外壁塗装はもともと、お住まいの大きさや劣化の具合、塗料などによって費用が変わってくるため、見積もり金額の全体だけを見て「適正価格かどうか」を判断するのは難しい分野です。「何にいくらかかっているか」を個別にチェックしていく必要があります。

見積もり金額を検討するための3ステップ

ステップ1　外壁塗装の価格について相場感を掴んでおく

見積もり額だけを見て「適正かどうか」は分かりませんが、「相場から大幅に外れていないか」をまずチェックすることも重要です。そのため、まずは大まかな相場を知っておきましょう。

【外壁塗装の相場】
80～150万円　※一般的な2階建て住宅（塗り面積200㎡）の場合

ステップ2　「塗料代」「足場代」「施工費（人件費）」をチェック

まず、見積もりに「塗料代」「足場代」「施工費（人件費）」がしっかり記載されていることを確認しましょう。それぞれ相場があるので、比較検討していきます。

塗料について

塗料の1缶あたりの相場は、下記の通りです。塗料の種類によって大きく変わってきます。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

塗料	耐久年数	相場価格　※1缶あたり
アクリル	約3～5年	5,000～15,000円
ウレタン	約5～7年	5,000～20,000円
シリコン	約7～10年	15,000～40,000円
ピュアアクリル	約15年～	50,000～70,000円
フッ素	約15年～	40,000～100,000円
無機	約15年～	50,000～120,000円
光触媒	約15年～	50,000～100,000円

ただし、遮熱や断熱、防カビなどの機能を持つ高級塗料であれば価格は高くなります。単純に価格だけを見て「高い・安い」を判断するのではなく、性能とのバランスを考えることも重要です。

なお、使用する塗料の量は、塗料の種類と塗装面積さえ分かっていれば、メーカーホームページの情報と照らし合わせてご自身で計算することが可能です。たとえば、塗料の「塗布量」が「0.25～0.35kg/㎡」と決められている場合、1㎡あたりで平均0.3kgの塗料を使うということになります。仮に200㎡の塗布面積であれば、「0.3kg×200m2＝60kg」の塗料が必要です。1缶あたりの重さが16kgなら、「60kg÷16kg＝3.75缶」が必要と算出できます。

足場代について

足場を組むためにかかる費用は、おおよそ次の通りに計算できます。

【足場代の相場】

足場代	600～800円/m₂
飛散防止ネット	100～200円/m₂

【足場架面積】
足場を作るのに必要な面積を算出します。

足場架面積＝（家の外周＋8m）×高さ

【足場費用】

足場費用＝足場架面積×（足場代の相場＋飛散防止ネットの相場）

施工費について

施工費は、高圧洗浄や養生、塗装などそれぞれの工程にかかる費用のことです。こういった部分までしっかり書かれている見積書は、分かりやすく誠実と言えるでしょう。

【施工費の相場】

※表は左右にスクロールして確認することができます。

工事項目		相場価格
高圧洗浄		100～300円/m₂
養生		250～400円/m₂
付帯塗装工事	軒天	800～1,200円/m₂
	雨樋	800～1,200円/m₂
	破風板	650～1200円/m₂
	雨戸	2,000～5,000円/枚
	シーリング打ち替え	900～1,500円/m
	シーリング増し打ち	500～1,000円/m
諸経費	現場管理費	一式 30,000～50,000円
諸経費	廃材処理費等	一式 10,000～30,000円

これらの相場はあくまで目安であり、住まいの状態によって上下する可能性がございます。

ステップ3　見積もり書の不明箇所は業者に確認

上記の通りに相場を確認して「見積もりと相場が大きく違っている」といったことがあったり、「専門用語が多くてよく分からない」ということがあったりした場合は、業者にしっかり確認しましょう。疑問や不安をそのままにせず、きちんと解消することで適正価格か確認できるだけでなく、信頼できる業者かどうかの判断をすることもできます。